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猫を飼うのにケージは必要か

猫にとってケージ飼いは、気ままで自由な行動を制限してしまうようでかわいそうに感じることもあると思います。
お家の中では放し飼いで飼われている猫ちゃんが多く、お布団や階段の上、テレビの裏など、自分のお気に入りの場所を見つけては気持ち良さそうに寝ている姿をみると、やはり放し飼いの方が猫ちゃんにとってはストレスフリーであり、心と体の健康にも繋がっているように思います。

では、ケージに入ると猫ちゃんにはどんなメリットがあるのでしょうか。またどんな時にケージが必要とされるのでしょうか。
ケージには様々な種類があり、上手に利用することで、より一層猫ちゃんとの暮らしが豊かになることがあります。今回は猫ちゃんとケージについてご紹介いたします。

1.ケージを使う猫ちゃんのメリット

猫ちゃんの危険を避ける
日中、お仕事などで外出されて帰ってきたら机の上のものが床に落とされてた…なんてことありませんか?想像すると愛くるしい姿でもありますが、万が一花瓶やガラス、鋭利なものだった場合猫ちゃん自身もけがをしてしまうかもしれません。また、人間用のお菓子やご飯を食べてしまったり、おもちゃを飲み込んでしまったり。猫ちゃんによってはこのような行動をとらない子もいますが、中には常習犯になってしまう子も。猫ちゃん自身の身の安全のためにも、度々起こしてしまう場合は留守中ケージにいてもらった方が安全です。

安心できる場所の提供
多頭飼育の場合には猫ちゃんそれぞれが一人でホッと出来る空間を作ってあげることも大切です。個々のテリトリーを確保する意味でも、ケージを活用することが出来ます。

2.家族にとってケージが必要なのはどんな時?

ほかの猫ちゃんとの区分
複数の猫ちゃんが生活するおうちでは、猫風邪などの感染症にかかってしまった子はケージに入れてあげることで他の猫ちゃんに移るのを予防できます。また血尿や下痢が見つかった場合、交代で入れることでどの猫ちゃんが病気をしているのか特定することにも繋がります。
けがや病気の治療中の子を安静にさせてあげたり、処方食など特定の食事管理が必要な子の個別の食事スペースを確保することも可能です。

緊急時に避難するために
ケージに慣れておくとことの大きなメリットとして、緊急時の避難場所となるケースがあります。東日本大震災の際、ご家族の避難場所には動物を同伴出来ないケースも多く、移住地が確保できるまで多くは動物の保護センター等で預かってもらうといった状況でした。保護先ではケージ内での生活になるので、こういった環境での生活に猫ちゃんが混乱しないためにも、ケージに慣れておくことは万が一の際にとても大切なことです。

3. どんなケージを選べば良い?

ケージにもいろいろな種類がありますが、猫ちゃんの性格や、ケージを利用する目的によって選ぶとよいでしょう。

2〜3段ケージ
猫ちゃんは上下運動を好み、さらにトイレと寝る場所を分ける子もいるので2〜3段になっているケージを選んであげるとより快適に過ごしてもらうことができます。多くのケージは複数段ケージで設計されており、最もベーシックなケージです。仲の良い猫ちゃん同士では2〜3段ケージ一つで十分なこともあります。

1段ケージ
猫ちゃんが骨折やけがにより安静に過ごさなければならない場合や、まだ体の小さな子猫の場合は上段からの落下等による事故を防ぐため1段ケージの方が安全でしょう。

折りたたみ式ケージ
なるべく場所をとりたくない場合や毎日使うわけじゃないけれど持っておきたい、そんな時に便利なのが折りたたみ式のケージです。簡単に組み立てることができ、子猫の間だけ使いたい場合や、災害時にも役立ちます。

その他、素材や見た目もさまざまなケージ
ケージの中にもプラスチック製やスチール製、木材製のものなど様々な種類があります。一般的にはスチール製が多いですが、軽さを重視したプラスチック製や、少々高価にはなりますがインテリアとしても利用しやすい木材製なども増えています。また、横長のタイプから縦長のタイプ、さらにキャスターがついて楽に移動可能な物もあり、用途に応じて最適なものを選ぶことが出来ます。

どのようなケージを選ぶにしても大切なことは、猫ちゃんの自由な時間を十分にとってあげることです。どうしても長い時間ケージに入っていてもらう必要がある場合は運動量を確保できるスペース、お水やご飯をひっくり返してしまわないような工夫を。ケージを置く場所や温度にも気を付けてあげましょう。

今回は、猫ちゃんケージの利用のしかたについていくつかご紹介いたしました。猫ちゃんの安心安全を守るためにもケージに慣れておくことは非常に大切です。しかし、本来猫ちゃんは自由に行動し、好きな時に好きな場所でくつろげることが幸せでもあります。ケージをうまく活用しながら、猫ちゃんのための素敵な空間を用意してあげましょう。

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