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犬にマイクロチップを入れてみよう

犬の飼い主様であれば、「マイクロチップ」という言葉をお聞きになられたことがあるのではないでしょうか。
では、マイクロチップとは一体何かご存知ですか?マイクロチップにはどのような情報が入っており、入れる場合はどのような手続きが必要なのでしょうか。
今回はマイクロチップについて簡単にご紹介させていただきます。

1.マイクロチップとは?

マイクロチップは直径2mm、長さ8~12mmの円筒型の電子標識器具です。チップにはそれぞれ世界で唯一の番号が記録されており、専用の読取器で読み取ることでその動物の個体識別ができます。動物にとって安全で確実な身元証明の方法として世界中で広く用いられています。

2.特徴とメリット

・一度体内に埋め込むと脱落したり無くなったりすることがなく、データの発信も電波を利用するため半永久的に使用できます。

・過度な痛みや負担を与えないので、犬猫を含める哺乳類、鳥類、カメなどの爬虫類、カエルなどの両生類、魚類など、ほとんどの動物に埋め込むことができます。

・これまで故障や外部からの衝撃による破損の報告はありません。

・万が一の災害時、事故や迷子などによって飼い主と離ればなれになってしまったときでもマイクロチップの番号を読み取り登録されている情報と合わせることで飼い主の元へ帰ってくる可能性が高くなります。マイクロチップの読取器は全国の動物愛護センターや保健所、動物病院などに置かれています。また、首輪や鑑札だと何かの拍子に外れてしまうことも考えられますが、マイクロチップの場合はその心配がありません。

3.マイクロチップの装着方法

採血などで使われる注射針より少し太めの針がついたチップ注入器で体内にチップを注入します。埋め込み場所は、犬猫であれば首の後ろの皮下が一般的です。(動物種により異なります)。

犬は生後2週齢、猫は生後4週齢から埋め込むことができます。痛みは普通の注射と同じくらいとされているため、麻酔や鎮静剤は通常は使用しなくても行えます。当院では避妊手術や去勢手術の際に一緒にいれる方が多くいらっしゃいます。マイクロチップの埋め込みは獣医療行為にあたるため、行う際は動物病院にご相談ください。

また、犬猫を海外から日本に連れてくる場合はマイクロチップなどで確実に個体識別しておく必要があり、日本から海外に連れて行く場合でもマイクロチップを埋め込んでいないと渡航できない国もあります。

4.データの登録

万が一犬猫が行方不明になり日本国内で発見された場合、速やかにその飼い主様を確認できるように、マイクロチップを装着したら必要なデータ登録をする必要があります。登録するデータとしては、飼い主情報(氏名、住所、電話番号、メールアドレスなど)および動物情報(名前、生年月、性別、動物種、犬猫の種類と毛色など)です。

マイクロチップを埋め込んでもデータベースに登録がないと保護されても飼い主様に連絡ができないためデータの登録は必ず行いましょう。登録の申込用紙等はマイクロチップを取り扱っている動物病院等にご準備があります。

以上マイクロチップについて簡単に説明させていただきました。

ご質問などありましたら是非一度当院に足をお運びくださいね。

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