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うさぎは耳で気持ちがわかる!

うさぎの一番の特徴ともいえる「耳」は、主に体温調節の機能を担うといわれています。以前、鳴き声において、彼らは彼らなりの感情表現をするとお話ししましたが、今回は「耳」の動きでも読み取れる感情や気持ちをご紹介します。一緒に過ごしていく中で、今後うさぎとの関係性がかわっていく瞬間を見落とさないために、わたしの体験談をもとにお伝えできたらと思います。

猫の感情は尻尾で読み取るとも言いますが、うさぎの耳も何だか似たような性質を持っているような気がします。

感情を大きく4つにわけて不安・興味・威嚇・安心で表すと、出逢った始めの頃は、1つ目めの不安な気持ちにあたります。彼がまだわが家に来て間もない頃は、耳はいつもぴんと縦に立て、どんなちいさな音にも常にびくびくしているようでした。うさぎは初めて耳にする音にとても敏感で、聞き慣れない音に恐怖を覚えます。この頃はまだ新しい家にも慣れず、不機嫌な気持ちをスタンピング(いわゆる足ダン)で示すことも少なくありませんでした。

それからまた少しして共同生活にも慣れてきた頃、ふと視線を向けると、こちらの話を聞いているかのように、固まっていたはずの耳をぴくぴく動かすようになりました。どうやらうさぎは苦手な音だけでなく、聞き慣れた音にもよく反応するらしく、家族の声は、音として認識しているようです。これが、彼の不安な気持ちが2つ目の興味にかわった瞬間なのかもしれません。

3つ目の威嚇は、普段より少し前のめりの姿勢で、耳が斜め後ろにぴんと伸びた状態の時を指し、これが彼の戦闘態勢といえます。温和でのんびり屋と思われがちなうさぎですが、実はかなりプライドが高く自己主張の出来る性格で、気に入らないことがあると威嚇し噛み癖がついてしまうこともあります。彼らを尊重するのも大事なことですが、思春期に備えた教育も考えなければなりません。日頃からスキンシップを重ねることも、社交性を培う上で重要になってくるでしょう。

最後に、安心した彼らの耳は背中にぴたりとつき、わたしたちの「ただいま」でさえも心地よい音のままぴくりともさせなくなりました。それどころか、警戒心の強いとされているうさぎが目を瞑り、コクリコクリと夢の中・・・。どうやら彼にとって、わが家もリラックスの出来るマイホームになったのでしょう。

暖かい時期になると、猫のようにこたつでまるまっていた彼らも活発に外に出たがります。わが家の暴れん坊たちも、実家の裏の庭をよく「うさんぽ」するのですが、ある時リードが手から離れてしまう事件が起きました。焦るわたしをよそに、遠ざかる彼の後ろ姿が途中でぴたっと止まります。得意気な顔で駆け上がる階段の先には、見慣れた玄関が続いていました。ただの偶然かもしれませんが、これがうさぎと暮らし始めていちばんびっくりした出来事だったかもしれません。昔はすばしっこく逃げ回っていた彼が、気付けばいつの間にか先に家路に着くほど「かぞく」の一員になっていました。そして今日も、大好きなおやつ袋の音を聞きつけ、上目遣いでちょこんと隣に座る彼を甘やかしてしまいます・・・。

さまざまな場面で、わたしたちとうさぎとの関係性がかわっていく瞬間があります。今回は「耳」がテーマとなりましたが、あくまでもそれは彼らの感情表現の一部に過ぎません。一緒に過ごしていく中で、彼らが何を伝えたいのか、「耳」だけでなく他の表現も合わせてみてあげてください。

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