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うさぎの緊急疾患:当院で多い病気6選

普段私達が診察をしている動物たちのなかでも、特に体調を崩しやすく急に状態が変わりやすいのがうさぎです。
本来、被食動物(草食動物)のうさぎは、敵から身を守るために、身体の不調を隠す傾向があります。
ご家族が気付く「あれ?」「いつもと違う」「少し元気がない」という小さなサインは、体調不良が進行している印かもしれません。
うさぎは特に、治療が遅れることで命にかかわる可能性があります。普段の生活でいつもと違う様子が見られた際は、早めのご相談・来院をお勧めいたします。
こちらでは当院で、うさぎに多く見られる緊急疾患をご紹介します。

1. 食滞(胃鼓腸・盲腸鼓腸・食欲不振)

うさぎは寝ている時間以外は、常に食べ物を食べている動物です。ですので、食欲不振や食欲廃絶、排便困難が長時間続くのは要注意です。様々な原因により消化管の運動が低下するような病態を「消化管うっ滞」や「食滞」と呼びます。このような消化器症状がでる原因として、口腔内トラブル、食餌内容、異物誤飲、消化管への微生物感染、飼育環境によるストレスなどがあげられます。これらの状態が続くと、胃内容物の停滞・貯留、腸管蠕動の停滞、腸内ガス停留が生じ、胃や盲腸が膨張します。膨張した消化管が体内の大きな血管を圧迫すると、著しい血圧減少が起こり、死に至らしめます。
場合によっては外科的にガス抜去などを検討する必要もあります。そうならないためにも、とにかく早めに内科治療を開始することが大切です。半日便がでていない、食欲が落ちているなどの消化器症状がある場合は、過度な「様子見」をせずに早めに病院を受診しましょう。

2. 発作(ローリング・斜頚)

うさぎが神経症状を呈するとき、その症状は様々です。首が傾く斜頚や目が揺れる眼振、ふらつきのような些細な変化から、突然の発作やローリングなど大きなものがあります。夜間に突然うさぎがバタバタと床を転がり回っている、というお電話も多くいただきます。

その様な時は慌てず、まずは落ち着いて声をかけてあげてください。呼びかけに反応はありますか?意識状態を確認してください。
その後、うさぎを安全な場所に移すか、しっかり抱きかかえて安全を確保してください。
そしてすぐに動物病院へお電話ください。一旦状態が落ち着き、移動が可能になったらすぐにご来院ください。

発作の原因には頭蓋内疾患や代謝性疾患、感染症、中毒などが考えられます。しかし、うさぎの場合には画像検査が限られているため、確定診断をつけることが難しいこともあります。しかし、一日のうちに何度も発作が起こる場合は、症状が重篤化し命に関わる可能性があります。まずは早急に発作をとめる治療が必要となります。

3. 呼吸促迫

うさぎはもともと小さなストレスでも呼吸回数があがりやすい生き物です。普段から、自宅でリラックスしているとき、緊張しているときの呼吸様式と回数をよく観察してください。鼻が動く早さ、肩が上がっているのか、お腹が膨れる早さなどに注目してみましょう。動物が1分間に呼吸する回数を「安静時呼吸数」として認識しておきましょう。
呼吸回数があがる原因としては主に、痛み、ストレス、呼吸器疾患、心疾患、緊張などが考えられます。普段よりも呼吸が早くて苦しそうなのにストレス源が思い当たらない場合は、緊急性の高い疾患が隠れている可能性があるので早めにご連絡ください。

4. 急性腎不全(尿石症)

家でうさぎが最後に尿をしたのはいつでしょうか?半日〜丸一日でていない、ということはありますか?排尿時に長時間トイレで踏ん張っていたり(しぶり)、尿の色がいつもよりも赤いことがあれば尿石症などで排尿困難の状態かもしれません。
尿石の種類によっては画像検査で判断することもできまし、まずは尿道でのつまりを早急に解除してあげる必要があります。長時間に及ぶつまりのせいで排尿ができない場合には、腎臓への負担が著しく上がり、全身状態の悪化に繋がる可能性があり、深刻です。
日頃の尿の状態は食餌によって管理することができます。定期的な健康診断の際に、尿検査を行いましょう。事前に尿の病気を把握して、緊急事態を予防できると安心ですね。

5. 眼球突出

うさぎは聴覚は発達していますが、視力は比較的弱い生き物です。チモシーなど部屋の中にあるもの、障害物、壁などに気付かぬうちにぶつかり、目に刺激を与えている可能性があります。また、多頭飼いなどでケンカをしてしまうと、外傷がきっかけとなり眼球がぽこんと飛び出てしまうことがあります。
このような時は早急に眼球を外科的に整復する必要があるため、早めにご来院ください。その後の視力の回復はこの時にどれだけ突出時間を短くできるかに左右されます。

6.落下

デーブルの上、ベランダ、室内室外問わず、高所からの落下事故があると、骨折や臓器の破裂が起こることがあります。
病院にて血液検査やエコー検査、レントゲン検査を行い骨折や臓器の異常を速やかに把握し状況に応じた治療が必要となりまず。状態によっては緊急手術が必要になる場合もあります。
また、落下直後に目が揺れたり足が突っ張っている様子が見られた場合、頭や首を無理に動かさずに至急来院してください。

以上簡単にうさぎに多い緊急疾患をご紹介させていただきました。
うさぎはとにかく急変しやすい動物です。いつもと違った様子がありご心配なことがあればなるべく早く来院し、獣医師に診てもらいましょう。
夜間のお問い合わせで非常に多いのが、ご自宅近くにある夜間病院でうさぎを診察しているところはどこか、というものです。緊急の事態には早い対応が必要になりますので、あらかじめ相談先を調べておく事も重要でしょう。
当院は24時間うさぎ診療を行っております。日中の健康診断についてもお気軽にお問い合わせください。

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