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本当は大事なうさぎとお水

最近、以前よりも飲水量が増えた、あるいはよく飲んでいたのに徐々に飲水量が減ってきた、なんてことはありませんか?
いっしょに暮らしはじめて、いつもと様子がちがうな、体調が良くないのかなとうさぎの変化に気が付いたことはありますか?
ほんの少しの変化でも、それは身体の異常を示すサインかもしれません。今回は、本当は大事なうさぎとお水の関係について、ご説明します。

1.お水の種類

普段、ご家庭で与えているお水は水道水ですか?それとも、お店で売られている一般的なミネラルウォーターですか?
初めてうさぎと暮らし始める方は、何を与えていいのか分からないことがあるかもしれませんが、一般的に今の時代では、水道水を与えて問題はないといわれています。
ただし、通常の水道水にも殺菌目的による塩素が含まれます。もちろん人間が飲む上で害はない微量なものですが、小さな身体のうさぎには完全に害がないとは言い切れず心配されるご家族の方も少なくはありません。しかしここは神経質になり過ぎず、一般的に売られている浄水器の購入や日頃からこまめにお水を新しいものに変えてあげることが大切です。(わが家のうさぎは水道水で過ごしていますが、10歳を超えるご長寿です)
ただし、お住まいの地域やご家庭のうさぎさんの体質にもよるので、その子に合った健康管理をすることをおすすめいたします。

そして水道水以外にも、純水を使用するのもひとつのご提案です。
純水は不純物がほとんど含まれないお水のため、より安全と言えるでしょう。最近では、うさぎ用のお水も販売されています。
ではミネラルウォーターはというと、一般的に軟水と硬水の二種類に分けられますが、どちらもカルシウム塩やマグネシウム塩などのミネラル成分が含まれています。特に軟水に比べ硬水はミネラル分が非常に豊富で、うさぎに与えるお水としては適さないため与えるのは控えた方がいいでしょう。

2.尿結石症

食べ物から摂取したカルシウムは、腸から吸収されて血液中に入ります。血液中から過剰に吸収されたカルシウムは、腎臓から尿として一緒に排出します。うさぎは他の動物と比べカルシウムを体内に取り込みやすく、過剰に排出されたカルシウムが尿として排泄される時、尿道で蓄積されたカルシウム成分が結晶化をはじめます。それが結石にかわると尿道が石により塞がれ、尿が出せない状態が起こります。この場合、緊急手術が必要となる可能性もあるでしょう。
ミネラル分が多いお水を取り続けることには、これだけ大きなリスクがあるのです。

3.飲水量と尿の関係

うさぎにとって適切な飲水量は体重1kgあたり1日に50~100mlといわれています。飲水量が極端に減ると、排尿の量や回数も減ることになります。それにより普段と比べて尿が濃くなり臭いや色が変化することもあるでしょう。カルシウムを多く含む尿は濁りやすくなり、色は通常より乳白色になります。このような尿が続くと、尿管や尿道、尿を溜めておく膀胱に結石が出来やすくなるリスクを伴います。
カルシウムの制限は、食事管理や飲水量チェックがとても重要です。年齢に合わせた食事内容や含有成分に過多がないか今一度ご家庭のご飯やお水のパッケージを確認してみましょう。

ひとむかし前は、うさぎにお水を与えてはいけないなどの迷信もありましたが、今回の記事で、うさぎが生きていく上でお水は非常に重要であり、健康に過ごすために大事な関係性にあるということが少しはお伝えできたでしょうか?
日頃からその子にとってどれだけの飲水量が必要であるのかを調べておき、うさぎの出す小さなSOSを見逃さないよう心掛けましょう。

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