先輩の「リアルな就活」

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  • 愛玩動物看護師編
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先輩愛玩動物看護師のリアルな就活話

先輩3名の紹介

五家(ごか)

入社:2017年(新卒)
卒業校:国際動物専門学校(2年制コース)
就活開始時期:2年次の7月頃
見学・実習病院数:4院

五家(ごか)

亀井(かめい)

入社:2018年(新卒)
卒業校:国際動物専門学校(3年制コース)
就活開始時期:2年次の6月頃
見学・実習病院数:3院

亀井(かめい)

小田部(こたべ)

入社:2019年(新卒)
卒業校:日本獣医生命科学大学(4年制)
就活開始時期:4年次の6月頃
見学・実習病院数:3院

小田部(こたべ)

五家
就活って始める時期がそれぞれ異なるから、早く動いている人を見ると焦っちゃいますよね。亀井さんは就活どのように進めてました?


亀井
私はインターネットで動物病院を探し、見学・実習ができるか電話をして聞いていましたね。3つの病院に実習に行って、最後が日本動物医療センターでした。


小田部
私も基本的にインターネットで地元の病院を調べて、理念に共感できる病院に実習に行くようにしていました。
地元の小規模の動物病院を見ていたのですが、病院によってはベテランスタッフさんばかりで少し働きづらそうな印象は受けました。

五家さんはどういうところに就活苦労しましたか?


五家
私は学校の先生にアドバイスをもらいながら病院実習に参加したり、学校主催の合同説明会に参加したりしていましたが、なかなか決められずにいました。

学校の外科実習で日本動物医療センターに伺ったところ、雰囲気もよく、先生からも「合っているのでは?」とお声かけいただき、実習に参加し、内定を頂きました。3年制の学校の2年次の12月に内定を頂いたのですが、周囲の友人と比べると遅かったんですよね。


小田部
私も内定を頂く時期は比較的遅かったです。4年制大学の4年次の6月に初めて実習に行き、それが初めての就活だったのですが、内定を頂いたのが9月頭でした。友人は気付いたら知らない間に内定を貰っている状況でしたね。早い人は4年の4月に決まっていたり。自分より後に就活始めた人はあまりいなかったです。


亀井
ところで二人はどういう基準で病院探しを行なっていましたか?
私は設備が整っており、24時間診療を行なっているところで探していました。それと、当然ですが待遇面も見ていましたね。


五家
私はまず「人間関係」。いくらやりがいのある仕事内容であっても、スタッフ同士の関係がよくないと、楽しい時間を過ごせずもったいないように思います。また、病院の規模も見ていました。一定の規模があり、症例数が多いところ。愛玩動物看護師として、より成長するためには幅広く学べる環境がある方がいいな、と。


小田部
私は神奈川の実家から30分圏内で通えるところをまず探していましたね。そのうえで、人間関係と待遇面に重きを病院を見ていました。人間関係については自分が実習に行ったところはどこも院内の雰囲気は良かったので、あまり気にすることは無かったですが、やはり離職率1位と言われている人間関係は重視すべきところだと思います。

神奈川で病院探しをしていたのにも関わらず、日本動物医療センターに来たのには友人がこちらの病院でバイトをしており、興味を持っていたからです。


五家
日本動物医療センターに実習してみて、病院のことをどう思いました?


亀井
スタッフの人間関係がよく、好印象でしたね。愛玩動物看護師の方も聴診をされていて、病院全体の医療レベルの高さに感銘を受けたことも印象に残っています。


小田部
先輩方が優しく実習中様々なことを教えてくれて、学ぶことも多かったです。


五家
私も複数の病院を見てきたらからこそ思いますが、人間関係がよかったです。人間関係がうまくいっていないところでの実習は精神的に少し疲れた気がします。

実習に参加してみて、スタッフがいつも忙しそうに走り回る姿を目の当たりにし、先輩方のように働けるのか、きちんと学べて自分のスキルに出来るのかなど私はとても不安に感じたのですが、そういう不安って感じました?


亀井
24時間救急ということもあり、学生では感じたことのない命への責任感が伴うことに不安を感じましたね。

動物達の死に際、ご家族がいかにこの子達を思っていたか感じることの出来る経験をさせてもらって初めて今の仕事に責任感を持てるようになりました。しんどい思いもたくさんしてきましたし、そういった経験が責任感を生むのだと思います。


小田部
趣旨とは離れますが、正直なところ自分が採用されるかどうかが何より不安でした。私のときは友人が日本動物医療センターでアルバイトとして既に活躍していたこと、内定の倍率が高いことがあったので、どうやって自分を売ろうかと考えていました。

実習中は基本的に業務に関わることはさせてもらえないと言われていたので、手伝えないとしても手伝おうとしたり、スタッフが話す病院についての内容はとりあえずメモを取る、ということをしてましたね。


五家
24時間診療を行うということは夜勤もあるわけですけど、それに対してはどう考えていましたか?


小田部
実家で飼っていたワンちゃんがかかりつけ病院の診療時間外に亡くなったこともあり、24時間診療というのは響きましたね。医療を提供する以上、責任を持って面倒を見れる体制が整っていることは魅力的だと思います。


亀井
大変だと思いますが、かっこいいという印象ですね。


五家
私も同じですね。
それに加え、日本動物医療センターの夜勤は、週に1度夜勤があるというような働き方ではなく、夜勤シフトの際は1か月まるまる夜勤になるので、生活リズムを整えやすく、体への負担が少ないというのも有難いですよね。しかも夜勤あけは5連休となるので、それも大きな魅力。


亀井
それでは最後に、就活中の方にメッセージを送ります。

やりたい事を自分の中で決め、継続すれば納得のいく就活ができると思います。
1年目はおそらくどこで働いてもしんどいと思いますが、そのしんどさでも頑張れる目標を持つくらいの心意気で就職先は選んだ方がいいと思います。頑張ってください!


小田部
動物病院の就活って何日間か実習に行かないといけないので、正直なところ多少面倒に感じると思うんですね。でも、実際に数日間実習に参加すると、色んな人と話す機会があるので病院の雰囲気が分かりやすくなるのと、自分と合うのかどうかの判断がしやすくなると思います。途中で合わないと思えばそこで実習終わらせることもできるので、とりあえず初めは1日だけ行って様子見でもいいと思いますし、最初に予定だけ組んで途中でやめるでも全然いいと思います。

人間関係については実習中良く見えていても、働いてみたら思ってたのと違う、なんてこともあるでしょう。その点は何とも言えませんが、少しでも色んな人と会話をすることで、病院の雰囲気を掴み、自分なりに感じるものを得られると思います。

就活先を決めるにあたり、病院のホームページの理念を読むことも大切です。それが自分の理想と合っているかどうかも判断基準にした方が良いと思います。

就活は周りの人と比べてしまいがちですが、自分のペースで良いと思います。周りがどんどん内定を貰い、焦って就職先を決めて働き始めたら後悔するより、時間がかかっても少しでも納得が出来るところに就職することが1番です。就活大変で疲れると思いますが、自分が後悔しない道を選んでください。応援しています!


五家
自分の描く理想の病院はきっと見つかるはずです。就職する前に実習が出来る職業なので、毎日のスタッフの動きや人間関係などある程度は把握することができます。

自分がどんな働き方でどんな愛玩動物看護師になりたいかを考え、自分に合った病院を探してくださいね。

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