診療や定期健診で使用する代表的な医療機器をご紹介いたします。
これらの機器を用いて、動物たちの健康状態や病気の状況を正確に把握しております。
動物たちのカルテの情報と検査結果を電子化し、連動させて管理するシステムです。このシステムにより必要な情報をすばやく取り出すことができます。
肝臓や腎臓等、内臓系の異常を調べることができます。2台の機械を導入することにより1度に4検体の検査が可能になります。
血液中の白血球と赤血球、血小板の数をカウントし、体の状態を調べることができる装置です。
甲状腺や副腎皮質ホルモンの測定が院内で迅速にできます。中高齢の猫に多い甲状腺機能亢進症や中高齢の犬に多い甲状腺機能低下などの病気を、定期健診で早期発見できます。
ごく微量の血液で迅速に血糖値を測定できる装置です。緊急時の低血糖の判定で活躍するほか、糖尿病の動物の血糖値のモニタリング(経過観察)も行えます。
止血機能の正・異常を調べる装置です。先天的に止血因子が足りない動物もいるので幼少時の検診が重要になります。
手足や尾で血圧を測り、腎疾患、心疾患に伴う血圧の異常を調べることができます。
心臓から出る電気的な活動の様子をグラフの形に記録することで不整脈検出や心疾患の診断に用います。
耳や指先に付ける心拍数と共に正常に酸素を取りこんでいるかを知ることができます。
「CRP」とは「C反応性タンパク」という急性相タンパクの一種です。身体で炎症が起きると血液中で急激に増加するため、身体の中のどこかで炎症が起きていないか、また、それがどの程度の炎症の大きさなのかを調べることができる検査です。
耳の中全体、耳の奥~鼓膜まで全体をモニターで拡大し確認しながら洗浄治療をおこなうことのできる装置です。耳の中の異物を摘出したり、腫瘍の組織を一部検査のために接取することもできます。
尿や便、皮膚の検査に用いるほか、膀胱炎のチェックや早期の腎疾患の発見にも役立ちます。この機器で発見できる寄生虫などは、人間にもうつるものがあるので定期検査と駆除が必要です。皮膚表面に感染があるかどうかも調べられます。デジタル化によりわかりやすくご説明することができるようになりました。
涙の量を測ったり、眼の表面に傷がないかを調べたりするなど、眼の検査に用いる機器です。白内障や緑内障など目にトラブルが生じやすい犬種もいますので、早期からの定期的な検査が大切です。
各階に高性能の超音波画像診断装置を配置し、迅速な検査や対応が可能。犬猫での超音波検査室を別室にすることで、猫の検査のストレスを軽減しています。
デジタルレントゲン装置を採用し、より早く、より鮮明なレントゲン画像を得ることができます。
64列の高性能CTを導入しています。撮影時間が非常に短いことが特徴で、30㎝を最短1.6秒で撮影可能です。そのため、麻酔下での精密検査はもちろん、撮影部位や動物の性格によっては無麻酔での撮影もできるので、X線上わかりづらい部分の詳細を知ることができます。
救急の対応でいまや必須となっている血液ガス。血液中に溶解している酸素、二酸化炭素、重炭酸イオンなどを測定し、体内のガス交換能や、酸・塩基平衡を調べる機械です。
小動物の世界では薬を細分化して処方することが一般的です。細分化に伴い吸湿により変性が懸念されるため、当院においては内服直前に分割、処方していただくことを推奨しています。病院においては分割、粉にした薬に関しては自動分包器で均一に分包します。防湿性の高い分包紙を用いております。
手術室および救命救急室にそれぞれ配置し、より適切な麻酔管理が可能となりました
手術中の体温低下を防ぐため体の中に温風を送りこみ体を温めるための機器です。
超音波振動によるエネルギーを利用し糸を使わずに血管等を凝固、止血させる外科手術器具です。
三次元超音波振動により軟組織を傷つけずに、歯や骨などの組織を切削できる外科手術器具です。
トロッカーと呼ばれる器具で開けた小さな穴から、写真にあるようなカメラや専用の器具を体内に入れテレビモニターに映し出された画像をもとに手術を行います。
オリンパス製の最新鋭の電気メスです。高周波電流を発生させることで生体組織を切開したり、出血を止めたり、また止血しながら切開するなどの機能を有した手術機器です。
超音波振動を利用して血管、線維組織を傷つけずに安全に肝葉切除等の外科手術をおこなう機器です。
エアーコンプレッサーを用いることで、100%酸素だけではなく、酸素濃度を調整しつつより適切な環境で人工呼吸管理を行うことができるようになりました。
整形外科には欠かせないツールです。骨折の手術では、スクリューを入れる穴をあけたり、髄内ピンを入れる際の動力となります。
超音波領域の周波数で金属チップを振動させ、目的部位を破砕・乳化・吸引、さらに骨の切削などの手術が行えます。周囲組織へのダメージを最小限に抑えることが可能です。
手術中に動物の骨、臓器、血管などを観察するためのX線透視診断装置です。
手術時における動物の心電図の変化から、痛みやストレスを数値化し、より安全でハイレベルな周術期管理をサポートするモニターです。従来捉えることのできなかった自律神経の反応「痛み」を可視化できるため、より安全で痛みの少ない治療が可能となりました。
当院は年中無休で24時間救急診療に対応しています。
ご家族様と動物たちへ「常に安心」をお届けします。
日本動物医療センターグループ本院
東京都渋谷区本町6-22-3(新宿から1駅)
通常電話受付:9:00〜20:00(水曜日休診)
対応:i-pet損害保険、アニコム損保、ペット&ファミリー少額短期保険。各種クレジットカード
Japan Animal Medical Center 6-22-3 Honmachi Shibuya-ku, Tokyo
(c) JAPAN ANIMAL MEDICAL CENTER All Rights Reserved.