自宅で出来る愛犬のケア5選 ~素敵なワンちゃんでいる為に~
みなさんは、普段自分にどのようなケアをされていますか?
例えば、爪が伸びれば切りますし、食後などには歯磨きもしますよね。髪の毛のブラッシングをしたりもするでしょう。
同じようなことをご自宅で、愛犬にしてあげることができます。普段は、トリミングサロンに行かれてやってもらっていることですが、
自宅でも上手に行うことで普段の生活を清潔に保つことができます。そこで、自宅で出来るケアをいくつかご紹介します。
爪切りは一般的に自宅でやられている方は多いと思います。ただ、切り過ぎて出血するのが怖いという方もいるかもしれません。
爪には血管と神経が通っています。わんちゃんの爪には白く血管が透けて確認できるタイプと、爪自体が黒く、血管が確認できない子もいます。白い爪の子はどこまで切ればよいかわかりやすいですが、黒い子は初めはご自宅では難しいかもしれません。
深く切り過ぎると出血したり痛みが生じたりしてしまいます。それを避ける為にも、一度にたくさん切ろうとしないように心がけておくようにしましょう。地面についている爪の先を切るだけでも爪切りの効果はありますので、無理をしないようにしましょう。
ご不安であれば一度病院やトリミングサロンで一緒に爪を切るところを見てその子にあったアドバイスを受けてみるのもいいかもしれません。
耳掃除は、犬種によって手入れの仕方が少し変わってきます。
耳内に毛が生えない犬種:チワワ、ダックス、パグなど
耳内に毛が生える犬種:プードル、マルチーズ、シュナウザーなど
耳内に毛が生えない犬種の場合、耳の入り口を綿棒などを用いて掃除をします。
イヤーローションがあればそれをつけもいいですし、乾拭きでも構いません。
耳奥まで綿棒を入れてしまうと犬も痛がりますし、耳前にあった汚れを奥に押し込んでしまう可能性があるため、耳の入り口程度で構いません。
軽く、強くこすらず丁寧に拭き取って下さい。耳内の皮膚は、デリケートなためすぐ赤くなってしまいますので、気をつけましょう。
耳内に毛が生える犬種は、基本毛を抜いてから耳掃除をします。
毛のある状態で掃除をしても汚れは毛についてしまうため、綺麗に掃除が出来ません。
ただ、自宅での毛抜きは難しいため、毛が生える犬種の耳掃除はトリミングサロンにお任せすることをお勧めします。
犬の肛門腺は、お尻の穴を時計の中心とすると、大体4時と8時の位置にあります。
その肛門嚢に分泌物が溜まっている場合触ると分りますが、ポコっとしているものがあります。その部分を下からすくい上げるようにして絞るのですが、慣れないうちはなかなか分泌物がでませんので無理をせず絞るようにしましょう。肛門腺の溜まり具合は、個体差があります。
溜まり過ぎて「肛門腺破裂」といったことにならないよう定期的に絞るようにしましょう。
気を付ける点として、肛門腺を軽く絞っても出ず、痛みや出血がある様なら肛門腺炎の可能性があります。お尻を地面にこすりつける様子や、赤く腫れているなどの異常があればご自宅では絞らずすぐ病院にご相談ください。
自宅での手軽な被毛のケアとしてブラッシングがあげられます。
こまめにブラッシングをしてあげることによって、被毛を清潔に保つことができ、血行促進の効果もあると言われています。わんちゃんによっては癒しの効果があることもあります。強くやりすぎず軽くあてるだけでも構いません。
犬種によっては毛玉になりやすい子もいます。例えば、プードルはもともと縮れ毛で巻いているため放っておくとすぐに毛玉が出来てしまいます。毛玉になってしまった場合、自宅でほぐすのが難しそうなものは無理をして取ろうとせずトリミングサロンへお任せください。毛玉からの皮膚トラブルを避けるためにも日々のブラッシングを行っていきましょう。
当サロンにも、歯みがきをご希望される方が増えていますが、最近はわんちゃんの歯を気にかける飼い主様が増えています。犬は、人のように虫歯にはなりませんが歯石になってしまい、そこから口内の病気に繋がるケースがよくあります。そのようなことを防ぐためにも、自宅で毎日のデンタルケアをお勧めします。
まずは、愛犬の口腔内チェックをしてみましょう。
歯が着色していませんか?歯石が付きはじめていませんか?歯肉の色はどうですか?
グラついている歯はありませんか?口臭はどうでしょうか?
歯についてのチェック項目はこのようにたくさんあります。
自分の愛犬が今どのような状態なのかも、日々の歯みがきで気づくきっかけになるかもしれませんね。
ご自宅でやる場合自分に歯みがきをする時と同じような強さではなく、当てるくらいの柔らかなタッチで始めてみましょう。歯みがきについて気になること、歯みがきの仕方が知りたいなどありましたら、病院内で行われている「歯みがき教室」にどうぞご参加ください!歯磨きにまつわるコツやその子に応じたデンタルグッズのご紹介をさせていただきます。
以上、自宅で出来るケアをご紹介しましたが、いずれもわんちゃんと飼い主様のスキンシップの一環として、無理せず行うようにしましょう。
「うまくできるかな」「やり方は正しいのかな」などご不安な点があれば、ぜひ病院やトリミングサロン cococeのスタッフにお声がけください。スタッフが丁寧にご説明させていただきます。
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