猫のコラム

猫のコラム

猫の咳と喘息用吸入器(AEROKAT®)の使い方
2020.10.05

 

猫の咳を見たことがありますか?長年猫を飼っている方でさえ、猫が咳をしていることを見たことがない方は多いかもしれません。猫は犬よりも咳をすることが少ない動物なのです。犬は幼い頃からケンネルコフと呼ばれるような咳疾患があり、成長して心臓が悪くなっても咳をします。猫では心臓が悪くなっても咳をすることはあまりありません。

そんなまれな猫の咳症状ですが、気管支炎や喘息などの気管支疾患が原因のことが多いです。めったに見かけない咳ではありますが、咳症状を持つ猫ちゃんを飼っている方にとってはこの喘息などの気管支疾患にとても苦労しているかもしれません。

猫喘息

猫喘息とは発作性の咳を主な症状とするアレルギーが関与している呼吸器の病態のことです。吸い込んだアレルゲンからアレルギー反応が起こり、咳が発作性に急に始まり数時間続くこともあります。また、気道が収縮し重症な場合は呼吸困難になり、救急病院に駆け込むことも少なくないかもしれません。猫の喘息発作を引き起こす要因としてはダニや花粉などのハウスダスト、食事によるアレルギー、スプレー式の整髪剤やタバコの煙、芳香剤、はたまたストレスが刺激になることもあります。しかし、これら原因が多岐にわたるため特定できないことは多いのが現状です。治療は、アレルギーが原因のベースとなるためステロイドを使用することが多くなります。

ステロイドにも種類があり、内服薬(プレドニゾロン)、持続型の注射薬(デポメドロール)、吸入薬(フルタイド)、ネブライザー(パルミコート)の4つの投薬方法があります。前者2つの内服薬と注射薬は全身投与になるため効果は出やすいですが、比較的副作用も出やすいのがデメリットです。後者2つは口からの吸入ですので気管や肺に局所的に効くため副作用は出にくいです。ネブライザーは猫ちゃんを狭いケージなどに入れて特に吸入薬(フルタイド)は効果も出やすく副作用も出にくいので、猫喘息で長期にステロイドの投与が必要な場合、おすすめの投薬方法になります。

吸入型のステロイド「フルタイド」

吸入ステロイド薬は吸入量の約30%が気道に入り、残りは喉の奥に付着して消化管へと飲み込んで吸収される可能性がありますが、フルタイドは吸入ステロイドの中で最も消化管から吸収されにくいため全身性の副作用がほとんどありません。

 
このフルタイドを猫に無理なく投与できる吸入器がTrudel MedicalのAEROKAT®(エアロカット)です。
1.フルタイド をエアロカットの後部に装着し、
2.フルタイド を吸入器内に噴霧し、
3.マスクを猫ちゃんの眼以外の口元〜鼻にあて吸引させます。
4.インジケーターを確認しながら、大体7〜10回呼吸すれば投薬完了です。
 
ステロイドを全身的に飲ませるよりも楽に、副作用も少なくできる方法です。
 
猫の困った喘息治療用にいかがでしょうか?吸入器はAmazonなどでも販売はしていますが、フルタイドは動物病院で診察の上処方してもらいましょう。もしあなたの猫ちゃんが喘息だった場合、効率的に効果的に治療ができますね。

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