猫のコラム

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猫の嘔吐について

 

猫が嘔吐をすることは比較的よくある現象ですが、それが偶発的なものなのか、健康上の問題のサインなのかを理解することで適切な対処ができます。以下では、猫の嘔吐に関するポイントを説明します。
 

【嘔吐の定義と症状】

嘔吐とは、胃の内容物が逆流して口から出てくる状態です。液体や消化されていない食べ物、毛玉などが含まれることがあります。
 

口や周囲の舐める行動:嘔吐の前によだれが増え口周りをぴちゃぴちゃしたり、嘔吐後に猫は舌で口回りや体をなめたりすることがよく見られます。
食欲の低下:嘔吐が続くと、猫の食欲が低下することがあります。
体調の変化:嘔吐に伴い、元気がなくなる、活発さが減退する、無気力になるなどの体調の変化が見られることもあります。
 

【嘔吐の一般的な原因】

猫の嘔吐の原因はさまざまですが、以下に一般的なものをいくつか紹介します。
 

〇毛玉:猫は毛づくろいをすることで毛を舐め取りますが、これが胃の中で毛玉として溜まり、嘔吐の原因になることがあります。
〇急な食事の変更:食事を急に変えると、猫の胃腸に負担をかけ、嘔吐を引き起こすことがあります。
〇消化器系の炎症や感染症:胃や腸の疾患、感染症などが原因で嘔吐することがあります。
〇内臓疾患:腎臓や肝臓、まれに膵臓など内臓に問題があるときに嘔吐することがあります。
〇異物の摂取:猫は好奇心旺盛なため、誤って異物を口に入れることがあり、それが嘔吐の原因になることがあります。
〇ストレス:猫はストレスを感じると嘔吐することがあります。新しい環境、新しいペットの導入、家族構成の変化などがストレスの要因となります。
 

【対処法】

猫が一時的な嘔吐を経験した場合は、以下の対処法が役立つ場合があります。
 

〇食事の管理:毛玉を予防するためには、定期的なグルーミングを行い、必要に応じて猫の毛球ケアのフードやサプリメントを与えてみてください。毛玉を便から排泄し嘔吐しづらくなります。
〇食事の変更:食事を変更する際は、徐々に切り替えることで猫の胃腸に負担をかけずに適応させることが大切です。
〇安全な環境づくり:家の中に猫が誤って異物を摂取する可能性のある物品を取り除くなど、安全な環境づくりに注意しましょう。
〇水分補給:嘔吐により脱水症状が起きることがあるので、水分補給を心掛けましょう。ただし、猫がお水を飲み過ぎても嘔吐を助長することがあるので、適度な水分摂取が大切です。口からの摂取を嫌がる場合は病院で点滴を打つことができますので、無理に飲ませる事をしないようにお気を付けください。
 

【獣医師の診察】

症状が続く場合や慢性的な嘔吐がみられる場合は、獣医師に相談しましょう。

【注意すべき状況】

以下の状況では、早急に動物病院に連絡しましょう。
 

〇嘔吐が頻繁に続く場合。
〇嘔吐に血液が混じっている場合。
〇他の異常症状が見られる場合(下痢、食欲不振、体重減少など)。
〇嘔吐が長時間続く場合。
これらの状況が見られる場合は、早めに獣医師の診断を受けることが大切です。

最後に

猫の嘔吐は様々な原因が考えられるため、一匹一匹に合わせて獣医師が診断治療をしていく必要があります。適切なタイミングで診察を受けることで、健康状態を確認し、必要な治療やケアを提供することができます。愛しい家族である猫の健康と幸福を守るために、日常的な観察と適切なケアを心掛けましょう。
どんな些細なことでも気になる場合は、お気軽に動物病院にご相談くださいね。

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