猫のコラム

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猫の妊娠から出産まで

おうちのねこちゃんが出産を控えている間、私たちはいったいどの様なことに気を付けてあげたらよいでしょうか?また、事前の検査ではどの様なことが分かるのでしょうか?今回は、より安心して出産を迎えられるよう、妊娠から出産までの流れをご紹介していきたいと思います。
 
*出産が始まっているけれど、なかなか生まれない!という場合は、「猫の出産 これは難産?帝王切開は必要?」をご参照ください。
 

1.妊娠期間

①交配日から出産までの妊娠期間は、おおよそ65-67日と言われています。
②妊娠10〜20日目には、ご飯の好みの変化や、吐きがみられることがあります。
③妊娠20-30日で触診での妊娠診断が可能になります。(お腹が大きくなる前)
④妊娠35日前後でお腹の張りが分かりやすくなります。
 
犬では体温をチェックすることで分娩のタイミングを予想することができますが、猫の場合体温はあまりあてになりません。その代わりに出産が近づくと、暗い静かなところを探したり、床を掻くような巣作り行動を始めます。その他にも食欲が低下する、落ち着きがなくなる、呼吸が早くなる、外陰部をしきりに気にする、頻尿になるといった徴候が現れます。
 
出産はとてもデリケートなものですので、特に神経質な子では、その子の落ち着く静かな環境を作ってあげることも大切です。
 

2.検査

・超音波検査
早くて妊娠15日以降より超音波検査にてお腹の赤ちゃんが確認できます。また、分娩予定日が近い検診では、赤ちゃんのお腹の中での位置や心拍数などを確認し、元気に育てているか、難産が予想されるかの判断に役立てます。
 
・レントゲン検査
妊娠40日以降になると赤ちゃんの骨がしっかりしてくるので、レントゲンで確認できるようになります。お腹の赤ちゃんへのX線の影響を考え、基本的には妊娠55日以降に1回のみ検査を行います。
レントゲン検査によって、赤ちゃんの頭数や胎位、産道の広さから、難産の予測をすることができます。
 
検査を行うことで、何頭生まれるか、どの程度リスクがあるか等を事前に把握することができるので、お母さん赤ちゃんともに、無事に出産を終えるための大きな手助けとなります。場合によっては、計画的または緊急的な帝王切開が必要になることもあります。

3.出産

・分娩の開始
陣痛が次第に強くなり、徐々にリズミカルになった頃、赤ちゃんが生まれます。
透明な胎水が排出された後(=1次破水)、赤ちゃんが生まれてくると、赤ちゃんを覆う膜をお母さんが破り(=2次破水)、へその緒を噛み切ります。
お母さんが背中を強く舐めることで呼吸を促すので、赤ちゃんがきちんと鳴くかを確認しましょう。
 
※もし鳴かない場合は人の介助が必要になります。赤ちゃんを包む胎膜を破り、頭部を下げて鳴き始めるまでタオルで優しく身体をさすります。
 
その後、次の赤ちゃんが5分‐3時間の間隔で生まれていきます。個体によって時間にかなり幅がありますが、強い陣痛があるにもかかわらず生まれない場合以外は正常の範囲だと考えられています。猫ではまれに、分娩が途中で中断し翌日に再開されることもあります。
 
・分娩後
茶褐色の胎盤が排出されます。毎回赤ちゃんと一緒に排出されることが多いですが、赤ちゃんが生まれてから15分以内に排出されることもあります。
 
もしスムーズに分娩が進まない場合は?どんな子が難産になりやすいの?帝王切開はどのような時に考慮されるの?そういった疑問はこちらをご参照ください。
猫の出産 これは難産?帝王切開は必要?

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