犬のコラム

犬のコラム

かわいい子犬と過ごす楽しいじかん

みなさまこんにちは。突然ですが子犬は本当にかわいいですよね。
おうちに子犬がやってくる!と決まると、それはそれは嬉しくて、楽しみで、家族みんなから笑顔が溢れることでしょう。今回はそんな幸せを予定・検討している方に気にしていただきたいことをご紹介します。
 

子犬はなんといっても純粋無垢な、犬のあかちゃん。あかちゃんにとっては、毎日が新しいことの連続、学びです。何ヶ月で迎え入れるかにもよりますが、その小さな命にとって、この時期の関わり方がその後の’犬’生に大きく影響を及ぼします。
 

犬には社会化期というものがあり、およそ3~16週齢の間を指します。この時期に他の犬や環境、人間との付き合いを体験してきた子犬たちは、それらにより順応しやすい傾向になり、その後も適応力がぐんと上がります。たくさん遊び、関わり、刺激を与えて「一緒にいると楽しい!」「嬉しい!」という気持ちをたっぷり育ててください。子犬ワクチンがある程度終了していれば、パピークラスなどを含む安全な場所には外出を始められる場合があります。
 

しかし気をつけていただきたいこともあります。
8週齢ごろまでの社会化期前半までは、母親や兄弟犬たちとの関わりが不可欠。どうかこの時期までは母親から離さず、お家へ迎え入れるのは待ってあげましょう。7~10週齢の離乳期では犬同士のあいさつ、じゃれあい、健康な母親との豊かな関わりこそが、その後の行動発達に大きな影響を与えます。子犬がどんな環境で生まれ、どのような兄弟たちと過ごしてきたのか、可能であれば前オーナー(ブリーダー、ペットショップ、母犬の飼い主さんなど)に詳しく教えてもらい、情報共有をしましょう。
 
例えば、犬は信頼している人間の口周りを舐めることが多いのをご存知ですか?口を舐める行動は、離乳期に母犬の口を舐めて「離乳食ちょうだい!」というサインなのです。母親は胃で少し消化したご飯を口からだして、口移しで子犬に離乳食を与えます。口を舐める動作は、この時期に覚えた大切なコミュニケーションなのです。こういった動作も、母犬との関わりから学ぶ大切なサインというわけです。
 

離乳期を過ぎて母犬から離れ、12週齢までの間は、ゆっくり子犬のペースに合わせながら様々な刺激を与えていきましょう。学習体験の機会を積極的に設けて、家族と一緒に楽しみましょう。体を触ること、食器、爪切り、Tシャツ、歯ブラシ、ブラシやコング、リードなどに慣れさせていきましょう。どの道具やおもちゃも、最初はまず見せることだけ。身体中を触られている間、ずっとちみちみとおやつをあげたり舐めたり(ごく少量で味がわかる程度で)させてみましょう。まずは慣らしたいものを見せて、次はそれで体のどこかに触れて、実際に使うまでに抵抗がなくなるように順にステップを踏んでいってください。少し面白いゲームになりますが、家族でいろんな格好をして登場してみるのも一つ。そのまま抱っこしたり、ぎゅ〜っと抱きしめられるようになればとてもよいです。完全にワクチンが終わっていない犬とはまじわらせないでいただきたいですが、ブースターワクチンが終わっていなくても、ご家族がだっこしたままであれば隣人に会わせたりすることも可能ですし、お外に連れ出して様々な音を聞かせてみましょう。パピークラスへの参加で簡単なしつけも始めてみましょう。ただし何事もゆっくり、子犬のペースに合わせて、怖がらせたり極端に驚かせたりしないでくださいね。
 

12週齢を超えてくるとワクチンも徐々に終わってきて、いよいよ外部のたくさんの刺激に慣れさせていくことになります。
 

ひきつづきパピークラスやしつけ教室などでいくつかのルールを教えてあげるとよいでしょう。おうちの近くのエリアでの散歩や、その時に出会うわんちゃんや人との関わりも大切に。様々な天気での散歩や、掃除機などの音のでるもの、信号の音・・少しずつ日常生活の音や刺激を取り入れてあげてください。ただし人間のあかちゃん同様、一度や短期間でうける刺激が多すぎるととても疲れてしまうことを忘れないでください。ひとつひとつの新しいことを、ゆっくりと焦らずに経験させてあげましょう。
 

動物病院も、この時期に慣れてくれるととても安心な場所の一つです。ワクチン での来院が予定されていると思いますが、その時の来院経験は病院好きのわんちゃんを育てる絶好のチャンス!と私たちも考えています。まだ恐怖心が強くないこの時期に、病院スタッフが触ることに慣れてもらうことも大切ですし、動物病院を「ハッピーな場所」と連想して楽しく過ごしてもらう経験は、将来通院が必要になったときに大きく役立ちます。
 
診察室で、ご家族と一緒に和気藹々と過ごしながら普段の子犬ちゃんの様子を教えていただく・・そんな時間は私たちにとっても幸せなだけでなく、子犬たちにとっても安心感を抱くことにつながると考えています。診察の必要がなくても、お散歩のついでに立ち寄っていただいて、体重を測ったり、爪切りをしたり、スタッフになでられたり・・お時間が許すようなら、どうぞお気軽に来院機会を設けてくださいね。
 

当院ではもちろん、子犬の子育てについてのお悩みもいつでもご相談いただけます。いままで飼ったことがないので心配。これってどういう意味なの?どうやって関わったらいいの?など、お気軽にご相談ください。
 

子犬の健康診断、子育て相談は、特に当院ウェルネスクリニックのご予約診療がお勧めです。広くて和やかな空間で、たっぷり時間をとって獣医師とお話しいただける、ハッピーな環境での診察が可能ですのでぜひお問い合わせください。

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