犬のコラム

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犬の防災対策 事前に出来る6つの準備

  • 飼育

 

犬と一緒の生活の中でいつ起こるかわからない災害。災害にも様々あり、どれもが予測が難しく突然やってきます。
災害が起こったらまずどうすればいいだろう?万が一に備えて、事前にできることを準備しておくことは大切です。
大切な家族の一員であるワンちゃんを守ってあげられるよう一緒に確認していきましょう。

事前にできる準備

1.犬のご飯やお水の確保

犬のご飯やお水も備えが大切です。特に療法食を食べているわんちゃんはご自宅に余裕をもって準備しておきましょう。いつもと環境が変われば慣れた食餌を食べない場合も考えられます。そのため色々な種類を用意するのもいいかもしれません。

2.服用している薬の確認

災害時は動物病院がすぐに再開できないこともあり、お薬などの供給も限られてしまいます。あらかじめ飲んでいるお薬があれば常備しておく。そして、何を飲んでいるのかわかるようにしておくといいですね。
あらかじめ獣医師に確認して、緊急時の対応ができるようにしましょう。

3.安全な場所の確保

いつも過ごしている空間に危険な場所はありませんか?物が落ちてくる場所があれば配置を変えて、倒れてしまいそうなものには突っ張り棒や固定具を設置してみましょう。
また、地震の場合はテーブルの下など安全を確保できるスペースを事前に確認しておくことも大切です。

4.届け出や予防医療

ワクチンの接種や避妊去勢などの予防、市区町村への登録も大切な事項です。避難所によっては登録のある犬が優先という場所もあるようです。証明書などを一緒に持ち出せるように場所を確認しておきましょう。
万が一はぐれてしまった時はマイクロチップが有効です。登録をしておけば飼い主様やペットの情報が分かるのでとても安心ですね。

5.避難場所の確認

いざとなった時、どこに避難すればいいか確認しておきましょう。
避難所は各市区町村ごとに決められています。ペット同伴で避難できるかどうか、避難所におけるペットの待遇などをあらかじめ確認しておくと安心です。中には同行避難できない場合もあるかもしれません。その時は車の中、もしくはテントで過ごすことになる事もあるかと思います。大型犬など歩いて避難するときに足がケガをしてしまわないようにわんちゃん用のブーツがあるとケガを防げますのでオススメです。

6.避難場所での過ごし方

避難所で過ごす時もそうでない場合も最低限のマナーが大切になってきますので普段からのトレーニングが大切です。
他のペットに普段から慣れておくこと、ケンカをしないように教えてあげること。ゲージの中で過ごす時間が長くなるのでケージに慣れておくことなども必要です。
また、避難先には犬が苦手な方、アレルギーをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。その場合に毛が飛びすぎないように服があるといいのかもしれません。
 
実際にどうすればいいか困ってしまうことがあるかと思いますが、大切な家族の一員であるペットを守ってあげることは私たち飼い主の大切な役割です。
ワクチンや避妊去勢などの予防やマイクロチップについてもいつでもお声かけいただければと思います。
トレーニングに関してもしつけ教室がありますので少しずつ一緒に準備していきましょう。

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