内視鏡科

内視鏡科のご案内

内視鏡といえば一般的に「胃カメラ」を想像しやすいかもしれませんが、当院では消化管内視鏡、腹腔鏡、膀胱鏡、耳鏡、関節鏡を導入しております。どれもカメラを介して臓器などの中を見ることのできる検査・手術機器のことです。ご家族様が実際の画像をみることができるので、病態をより理解しやすいのが最大のメリットです。

■消化管内視鏡
軟らかいファイバーでできており、胃内や食道内の異物除去だけではなく、消化管の生検や胃瘻チューブの設置をすることができます。

■腹腔鏡
「どうぶつにやさしい」「痛みのすくない」治療を目指し、当院では他の病院よりもいち早く10年以上前から導入しております。傷口も小さく、動物の身体への負担を軽減することができるため早期に退院がのぞめます。避妊手術や腹腔内陰睾、肝生検などが可能です。

■膀胱鏡
膀胱内や尿道内をみながら膀胱内の腫瘤・ポリ―プの観察や生検ができます。また、膀胱結石の除去の手術では膀胱鏡アシストで行うことで小さな傷かつ尿道内に結石を残さず除去をすることができます。

■耳鏡
耳道内の観察が明瞭にできます。耳道内ポリープの生検や耳道洗浄をすることができますので、難治性の外耳炎の方はぜひ実施してみませんか。

内視鏡科の特別専科診療のご案内

特別診療のご案内

内視鏡科に長けた当院の獣医師が担当いたします。
担当の獣医師の判断により、内視鏡科特別専科診療の受診をご案内することがございます。また、セカンドオピニオンとしてのご受診・ご相談も承っています。

受診を希望される際は、事前にお電話にてご連絡ください。
腹腔鏡科の特別専科診療の受診希望とお伝えください。

お電話番号

03-3378-3366
(9:00〜21:00。予約は20:00まで。救急は24時間対応。年中無休)

当院での治療例

腹腔鏡を用いた避妊手術

当院の避妊手術は腹腔鏡を用い、低侵襲で痛みの少ない、動物に優しい医療を心がけています。小さな傷でできるという印象が多いかもしれませんが、それ以上に手術による痛みが開腹下手術の時よりも少ないため、回復までの時間が早いことが最大のメリットです。

内視鏡による異物摘出

動物は思わぬものを飲み込んでしまうことがあります。ぬいぐるみの一部やおもちゃ、靴下、焼き鳥の串、ボタン電池や硬貨、縫い針など多岐にわたります。異物が金属などの硬いものの場合、X線検査で異物誤飲がわかることもありますが、ビニールや布、毛玉などはX線では写りません。 消化管内視鏡ではそういった異物が食道や胃の中にあることを実際に見ると同時に粘膜に炎症がないかどうか確認することもできます。また、開腹手術と比べ動物への体の負担を最小限に摘出することができます。
異物誤飲は放っておくと、腸閉塞で最悪亡くなってしまうこともあります。誤飲を疑った際はお早めにご相談ください!
(下記写真は針の誤飲です)

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