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犬のリハビリ自宅でできる3つのコミュニケーション
投稿日 2016.12.26
最終更新日 2016.12.26
犬においても高齢化が進み、動物病院でも寝たきりになった犬やリハビリを必要とする犬を多く見かけるようになりました。 犬は「自分の足で立って歩きたい」という気持ちがとても強いものです。 自力で立てなくても、立たせて!と吠えたり、寝たまま足を動かして歩きたいとアピールする犬もいます。 ハーネスでの歩行介助や車イスを用いて自発的に動けることで、ストレスが解消され夜鳴きがおさまることもあります。 老犬になっても筋力維持の運動やリハビリをすることで立ちたい・歩きたい気持ちが現実のものとなります。 リハビリを毎日のコミュニケーションの一部にすることにより犬の心身の健康増進となり、生きる活力を与えてくれます。 そこで、今日から自宅で行える簡単な方法についてご紹介します。
老犬や疾患犬は日常的な運動量が少なくなるため筋肉量が徐々に落ちていく可能性があります。そこで皮膚や筋肉に対してマッサージを行うことで血行を促し筋力維持に繋がります。同時にコミュニケーションの時間が増え精神的にも安心を与えられるでしょう。
・軽撫(けいぶ)法 犬の毛並に沿ってゆっくりと手の平を這わせる方法です。 普段飼い主様がされているようにやさしく撫でてみてください。 ・軽擦(けいさつ)法 手にやや力を入れ、お尻から足先に向かって撫でる方法です。 足の甲や指の間も念入りに撫でてあげましょう。 ・圧迫法 飼い主様の手で足を優しくギュッと握る方法です。ゆっくりと握っていき、同じだけの時間をかけてゆっくりと圧を解いていきます。 ・摩擦法 筋肉量が多い太ももの裏や骨盤の上の筋肉に対し、指や手の平で円を描くような刺激を加える方法です。 ・振動法 後足の先を握って左右に揺らす方法です。 関節が弱い犬は要注意ですが、顔つきを見ながらゆっくりと行っていきます。
足をすって歩いたり段差につまずくのは歩行機能の衰えのサインです。放置しておくと次第に自力で立ち上がれない、歩けない、最終的には寝たきりになってしまうこともあります。 腰を支えるハーネスは人間が体重の一部分をサポートし日常生活動作を軽やかにします。また、歩行する意欲を持続させ褥瘡の予防などにもつながります。 後ろ足を引きずりだしたら、歩行補助ハーネスを使い始めるタイミングです。 ハーネスの効用 ・自分の足で歩いて筋力低下を予防 ・4本足で立つことで内蔵機能の低下を予防 ・歩行は脳を刺激して認知症予防
リハビリには体を動かすことだけでなく体内のビタミン合成や皮膚を良好に保つサポートも含まれます。 日光浴は、脳内ホルモンの分泌を促したり免疫力アップが期待できます。 ・ビタミンD合成 太陽光を浴びる事で体内に必要なビタミンDが生成されます。ビタミンDは骨や歯の形成を促す大切な成分です。 ・皮膚病の予防効果 長時間の紫外線はお肌にとって有害ですが、適度な日光浴には殺菌効果があり皮膚病予防に繋がる効果が期待できます。 ・セロトニン 日光浴によって幸せホルモンであるセロトニンの分泌が活性化するので、気分の落ち込みやストレスのコントロールが期待できます。 特に高齢犬の場合には、日光浴の時間が短いと自律神経のバランスが乱れたり、ストレスや不安感を感じやすくなる事があるので日光浴の時間を作ってあげる事が大切です。 ・成長ホルモン 成長ホルモンは人間でも若返りホルモンと言われており、骨や筋肉や身体の組織を維持し、新陳代謝をアップの効果が期待できます。 冬では太陽光の量が減る事により成長ホルモンの量も少なくなりがちです。冬の間は、特に意識して日光浴をさせてあげてください。 リハビリは場合によって体の負担になることがありますので、その子にあった方法を選ぶことが必要です。 健康診断もかねて動物病院に相談にいらしてください。
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