犬のコラム

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子犬をご自宅へ ―知っておきたい3つの準備―

  • 飼育

 

「ペットショップで運命的に出会って・・」「ご家族でずっと計画していて・・」など子犬ちゃんを飼われるきっかけは様々かと思います。いざ迎え入れが決まったらどうすればよいのでしょうか。
子犬ちゃんはその日から大切な家族です。安全な環境や必要なグッズをしっかり整え万全な体制で迎え入れてあげましょう!

1.必要なものを揃えよう

子犬がやってくるということは新しい家族が増えるようなもの。色々な準備が必要になります。子犬がくる当日から使うものもあるので、慌てないよう事前に準備しておきましょう。

●食器・水入れ
 

 

食事の際にフードを入れる食器には様々なものがあります。横からみた形が下に広がっている富士山型や、底に滑り止めがついているものは動きにくいので安定しやすくひっくり返しづらくなります。また顔の形や体格によってあう形、材質も変わってきますので、その子に合うものを選んであげることよいでしょう。
 
水入れも食器選びと同様ですが、器だけではなく、自動給水器やノズルタイプのものなど様々なものがあるので飲みやすいものを選んであげましょう。
 
●首輪・リード
 

 
お散歩の際のリードは必需品です。すぐに使わなくても、突然の移動や万が一の災害の際にも用意しておいたほうがいいでしょう。その子の大きさに合わせて準備しますが、成長に合わせて買い替えるものとお考えください。首輪に飼い主様の連絡先を明記したタグをつけておくと安心です。
また、引っ張る力が強い子はハーネスがお勧めです。引っ張る力が首だけにかからず分散されます。
ペットショップやインターネットでも様々な素材やデザインのものが販売されています。ご自身の愛犬に似合う物を探すのはとても楽しみですね!
 
●フード
 

 
ブリーダーさんやペットショップなど、最初は迎える前の場所で与えていたものを用意した方がいいでしょう。急に切り替えると下痢や軟便になる可能性があるので、新しい生活になれたらお腹に負担をかけないよう配慮しながら徐々に切り替えることをおすすめします。食餌内容も運動量や体格により適切なものを選ぶ必要があります。動物病院に相談してみるとよいでしょう。
●トイレ
室内で飼う場合、最初からトイレの場所を決めそこで用を足すように訓練しましょう。安心して排泄ができるよう、暗くて寒い場所や、人の出入りが多い場所は避け、子犬が中で余裕を持って回れるくらいの大きさのものを用意しましょう。
 
●サークル・ベッド
 

 
子犬の安心できる居場所を与えるためや、トイレトレーニングのために大きすぎず、小さすぎない適当な大きさのサークルを用意しましょう。またベッド等の専用の寝場所があるとより安心できると思います。

2.環境作りをしよう

新しい環境になり戸惑う子犬にとって、早く安心できるような場所を作ってあげることはとても大切なことです。そのために環境を事前に整えてあげましょう。

●快適な場所にサークル、トイレ、ベッドを設置
日当たりがよく、直射日光やエアコンが直接あたるところを避け、風通しも良い場所にサークルを設置しましょう。また家族の目が行き届くことを重視することも大切です。子犬は当面このサークルの中で生活するためベッド、トイレも中に入れてあげましょう。またしつけのためにもトイレはサークルの中、ハウスやベッドの近くに設置することをおすすめします。

●床面
通常のフローリング床は、滑ってワンちゃんの足腰に影響を与えることがあります。スリップ防止加工をしたり、マットやカーペットを敷いて活動しやすいようにしてあげましょう。

●フード
ブリーダーさんやペットショップなど、最初は迎える前の場所で与えていたものを用意した方がいいでしょう。急に切り替えると下痢や軟便になる可能性があるので、新しい生活になれたらお腹に負担をかけないよう配慮しながら徐々に切り替えることをおすすめします。食餌内容も運動量や体格により適切なものを選ぶ必要があります。動物病院に相談してみるとよいでしょう。

●安全対策
 

 
迎えたばかりの子犬では、良いこと、悪いことの区別がつきません。一緒に生活していくなかで困ることはしつけで防止し、危険なことは取り除いてあげましょう。
まず、室内での行動範囲を決めます。火や刃物を使う台所や、溺れる可能性がある風呂場、転倒の可能性のあるベランダ、脱走のおそれのある玄関など入ってはいけない場所を決めたら柵などを設置し、常に閉めておくように守りましょう。
また好奇心旺盛な子犬は何でも口にします。拾って飲み込みそうなものや、いたずらされたら困るものは片づけておきましょう。電気コード、薬品や洗剤、輪ゴムやクリップ、たばこなどは子犬の届かない場所へ移動します。

●家族の接し方の話し合い
名前の呼び方や、「ダメ」「よし」「GOOD」等のコマンドの出し方、しつけのやり方など、家族間で話し合いをしておきましょう。人によって対応が違うとワンちゃんは戸惑い、なにがいいのかわからなくなってしまいます。ある程度統一することで、ワンちゃんとの意思疎通がスムーズになります。

3.動物病院を探しておこう

 

 
初年度は予防接種や避妊去勢手術など動物病院へ行く機会が多々あります。また、迎えたばかりの子犬はあまり体力がないため、ちょっとした環境の変化や移動のストレス等で体調を崩してしまうことがあります。なにかあった時にすぐに対処できるよう、近くの動物病院を探しておくといいでしょう。さらに、犬を育てる中で、しつけがうまくできない、飼育方法がわからないなど、時には楽しいだけではなく、悩んだり、落ち込んだりすることもあると思います。そんな時に動物病院は相談できる場所でもあります。安心して何でも話せるような信頼のできる動物病院を探しましょう。
 
当院では、パピークラスやしつけ教室などを開催しています。また、シニアケアや栄養指導など病気ではなくても足を運んでいただけるような病院作りを心がけております。快適で健康な生活のサポートができるようスタッフ一同お待ちしております。

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