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実は大事!猫のブラッシングと毛玉対策
投稿日 2017.01.10
最終更新日 2017.01.10
基本的に猫には換毛期が春と秋(3月と11月あたり)にみられます。猫はこの時期に涼しい夏毛と暖かい冬毛を交換しますが、非常に抜け毛が多く、猫を飼う身としては気を使うことが多くなります。 家が毛だらけになるのはもとより、この時期は猫自身が毛づくろいをして普段より大量の被毛を飲み込むことになります。その結果,胃の中で毛玉が形成され,毛玉を吐いたり,最悪の場合は吐き出せずに消化管内に毛球が滞ってしまう毛球症にかかったりします。 手術をしなければないことも…。いつもより丁寧にブラッシングすると良いでしょう。 また、猫は高齢になると、毛づくろいの頻度が減ります。出来なくなった猫に代わってブラッシングをしてあげましょう。
まず、猫のブラッシングに使うグッズを紹介します。目的に合わせて選んでみてください。ブラシ:毛の流れを整えます。豚毛のブラシがおすすめです。 ラバーブラシ・ミトン:短い毛の猫の抜け毛とりに。 コーム(くし):軽い毛玉をほぐします。毛の流れを整えます。長毛の猫のお手入れに。 スリッカー:毛のもつれをとり、抜け毛を除去します。猫の皮膚は薄くて弱いので、とがったものは使用せず、先端が丸くなっているものやゴムで保護されているものを選んであげましょう。 ブラッシングスプレー:静電気防止ローション。もつれや絡みの防止になります。
ブラッシングは、猫ちゃんの毛の流れに沿って行ってください。 1.ブラッシングは短時間で少しずつ、ほめながらする 2.比較的嫌がらないあごの下,頭の後ろや首周りから 3.じっとしているようであれば背中,腰,しっぽのあたり 4.リラックスしているようであればお腹の毛も もしブラッシングが気難しくて難しいのであれば、サマーカットしてあげることも良いかもしれません。毛玉もできづらく、お部屋のお掃除も楽になります!
毛玉になると、皮膚の通気性が悪くなり、ふけや皮脂がたまっていき、感染が起きれば皮膚炎を起こしてしまいます。また、からまった毛で皮膚が引っ張られ痛みを感じたり、場合によっては引っ張られて皮膚がさけてしまったりします。
毛玉の根元を片手で押え「皮膚を引っ張らないように」毛の流れに沿って、くしやコームで毛先からほぐしていきます。毛玉が取れたら全体的にブラッシングします。早い段階で対処してあげれば、このようにブラッシングの延長ですみます。
フェルト状になっていて、くしやコームが皮膚に届かない状態になっている、小さいけれど毛玉がたくさんできていて、時間がかかってしまいそう、そんな時は自分で無理に取ろうとせずに、プロの方におまかせしましょう。(病院やトリミングサロンに連れて行きましょう)。ひどい毛玉ができている皮膚はとてもデリケートになっているので、少し引っ張るだけでも皮膚が裂けてしまう可能性があります。また、痛みやかゆみが強く、毛玉を取ることに時間を取られるとブラッシング自体が嫌いになってしまうことが考えられます。 もちろん毛玉が出来ないようにお手入れしてあげるのが理想です! ・ご飯やトイレの後、汚れをふき取ってあげる ・毛の抜けかわる季節(換毛期)はブラッシングの頻度を多くする ・季節によりサマーカットなどする(特に長毛猫) ・シャンプー前には必ずブラッシング(汚れが落ちやすくなります) ・シャンプー後はきちんと乾かす(濡れるとからみやすくなり・毛玉になりやすい) ・ブラッシングは短時間で少しずつ、ほめながらする
猫の皮膚の状態や被毛の状態を診てあげるためにも定期的なブラッシングは必要です。 特に猫が自分では舐められない首周りやあごの下などは,飼主が触るだけでも喜ぶことが多いです(もちろん警戒心が強くて寄せ付けない猫もいますが)。また飼主がブラッシングを行うことによって、ノミやダニなどの寄生虫や皮膚の病気を見つける機会が増え、皮膚病などの病気の早期発見と予防と日常の健康状態の確認ができます。 愛猫との信頼関係を築いていくコミュニケーションの一環として、ブラッシングを少しずつ生活に取り入れていってあげましょう。
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