ペットと防災①【猫とあなたのセルフメイドの避難計画】 ～2 避難編～

災害が起こったその時、あなたはどこにいますか？あなたの猫は一緒にいますか。災害対策と一言で言っても、住んでいる場所も仕事も家族もお隣さんも飼っている動物も千差万別ですよね。災害を想定して、ご自身の生活に沿った避難計画をたててみましょう。
 

さて、残念ながら自宅の安全が確保できない場合は避難所へ向かう必要があります。
 

猫と同行避難できる避難所の場所を知っていますか？

ペットの受け入れ体制が十分でない避難所もあります。事前に確認しておきましょう。そのうえで、避難所への経路は安全ですか？猫であってもハーネスとリードを装着できると安心です。
 

また、キャリーバッグに猫を入れて、非常持ち出し袋と一緒に持つと結構重たいです。マンションの場合は非常階段もあります。避難所まで一緒に移動できますか？リュックやショルダーになるキャリーバッグを試したり、非常持ち出し袋の中身を見直したり、移動の手段を考えておきましょう。
 

避難所で過ごす準備はできていますか？

ケージに慣れていないと過度なストレスがかかってしまいます。普段からケージやキャリーバッグで過ごすことに慣らしておきましょう。また、冬は寒さ対策、夏は暑さ対策も意識しましょう。

 

非常持ち出し袋の準備はできていますか？

人間用だけでなく、猫用のグッズも用意しておきましょう。

 

避難所で過ごせなかった場合はどうしましょう。

一時的に知人や施設に預かってもらう必要が出てくるかもしれません。予防接種をしておかないと預けることができない場合があります。
 

災害時は、様々なことが起きるでしょう。準備はしすぎることはありません。ご自身の状況に置き換えて、シミュレーションしてみましょう。