うさぎのコラム

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動物病院で症状をうまく伝えるコツ: 動画と写真が「名探偵」になる

投稿日 2026.02.27

「病院に着いたら症状が治まってしまった」
「うまく説明できなくて不安……」
診察室でそんな経験をされたことはありませんか?



動物たちは言葉で不調を訴えることができません。
そのため、ご家族様からの情報が診断の大きな鍵となります。
今回は、24時間救急診療を行う当センター(日本動物医療センター)の獣医師の視点から、「症状を正確に伝え、迅速な診断につなげるためのポイント」をご紹介します。

百聞は一見に如かず。動画と写真の力

獣医師が最も知りたいのは、「お家での、ありのままの様子」です。
特に以下のような症状は、診察室では再現されないことが多いため、スマートフォンでの撮影が非常に有効です。

【動画で撮っておきたい症状】
〇咳・くしゃみ・逆くしゃみ:
「コンコン」なのか「ガーガー」なのか、音と姿勢が重要です。

〇発作・震え:
パニックになりやすい場面ですが、数秒でも良いので動画を残してください。

〇歩き方の違和感:
どの足をかばっているか、フラつきがあるかを確認します。

〇呼吸の様子:
お腹の膨らみ方や、呼吸の速さを記録します。

【写真で残しておきたいもの】
〇便や尿、嘔吐物:
現物を持ってくるのが難しい場合、色や形、混じっているものがわかる写真は大きな情報源です。

〇皮膚の赤みや腫れ:
時間経過で形が変わることがあるため、気づいた瞬間の写真が役立ちます。

撮影の3つのコツ

せっかくの動画も、ポイントがずれていると診断に時間がかかることがあります。

〇引きと寄りの両方:
全体の姿勢(引き)と、患部(寄り)の両方があると理想的です。

〇長さは10〜20秒でOK:
長回しするよりも、特徴的な部分を短く何度か撮る方が伝わりやすいです。

〇音を入れる:
呼吸音や咳の音は、診断の決定打になることがあります。

「いつ・どこで・どのように」を整理する

動画に加えて、以下の情報をメモ(スマホのメモ機能でもOK)しておいていただけると、診察が非常にスムーズに進みます。

〇いつから?:
昨夜から、数日前から、あるいは数ヶ月前から徐々に、など。

〇きっかけは?:
ご飯を食べた後、散歩の時、寝ている時など。

〇変化の有無:
悪化しているのか、良くなったり悪くなったりを繰り返しているのか。

〇生活環境の変化:
新しい家族が増えた、フードを変えた、工事の音がしていた、など。

さいごに

体調を崩した動物たちを前にすると、『何を伝えたらいいんだろう』と迷われることもあるかと思います。
そんな時こそ、目の前の症状を動画や写真に撮ってみてください。言葉だけでは説明しづらい状況も、映像があれば、より正確に把握することができます。
受付や診察の際に、どうぞお気軽にスマホの画面をスタッフへ提示してください。
ご家族が撮られたその記録が、動物たちを守るための何よりの手がかりになります。

日本動物医療センターは、犬/猫/うさぎ/フェレット/ハムスターを対象に、24時間365日救急診療、入院看護を提供しております。
救急かどうか、どんな点を伝えればよいか、なにをもっていけばいいか、ご不安な点がありましたら、まずはお電話にてご相談ください。

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