症例紹介

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【内視鏡外科】 【腹腔鏡による】胃固定術

投稿日 2025.11.14

【腹腔鏡による】胃固定術

 

予防的胃固定の最も大きな目的は、胃拡張捻転症候群(Gastric Dilatation-Volvulus, GDV)の発生を未然に防ぐことです。
胃拡張胃捻転症候群とは、胃にガスが溜まって拡張し、さらに胃がねじれてしまう命に関わる緊急疾患です。
血流障害やショックを引き起こし、迅速な外科的処置が必要になります。
この事故を防ぐために行う手術が予防的胃固定で、胃の一部を腹壁に縫合して固定し、胃がねじれる(回転する)ことを物理的に防ぎます。
胸が深い大型犬や落ち着きがなく早食い、または食後にすぐ運動する傾向がある犬に予防的に行うことが検討されます。

 

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