ペットと防災①【うさぎとあなたのセルフメイドの避難計画】 ~2 避難編~
災害が起こったその時、あなたはどこにいますか?あなたのうさぎさんは一緒にいますか。災害対策と一言で言っても、住んでいる場所も仕事も家族もお隣さんも飼っている動物も千差万別ですよね。災害を想定して、ご自身の生活に沿った避難計画をたててみましょう。
さて、残念ながら自宅の安全が確保できない場合は避難所へ向かう必要があります。うさぎさんは、他の動物に比べても環境変化に敏感です。
ペットの受け入れ体制が十分でない避難所もあります。事前に確認しておきましょう。移動しやすいようなリュックやショルダーになるキャリーバッグ、避難先でそのまま生活できるようなハードキャリーバッグなど、移動の手段や移動後の対応を考えておきましょう。また、うさぎさんとはいえ、万が一のためにハーネスとリードを装着できると安心です。
避難先ではケージで過ごすことになると思いますが、慣れない環境下では過度なストレスがかかってしまいます。いつものケージが持ち込めない場合もありますので、キャリーバッグを避難先でそのまま生活できるようなものにするか、持ち物リストに、普段のケージを再現しやすいようなグッズ(給水器や食器、床材など)を用意しておくとよいでしょう。また、冬は寒さ対策、夏は暑さ対策も意識しましょう。
<持ち物リスト>
・ハーネス・リード:いざという時のためにトレーニングしておくとよいかもしれません
・牧草・ペレット:食べなれたものを用意しておきましょう
・おやつ:食欲が落ちてしまったときのために
・飲料水:尿路結石のリスクも踏まえミネラルウォーターは避けて、水道水かミネラル分の少ない軟水を用意しておきましょう。
・給水器や食器:普段使い慣れたもの
・床材:普段の足元に近いものを用意しておくとよいでしょう。
・トイレセット:ペットシーツやウェットティッシュなど
・ドライシャンプー:特に足元が汚れてしまうと、そこから病気になってしまうこともあります。排泄物で汚れてしまった場合に簡単に洗えるケア用品を用意しておきましょう。
・タオルや毛布:防寒対策にも、目隠し対策にも
・じぶんとうさぎさんが一緒にうつっている写真や、うさぎさんの健康や病気のデータ
・ビニール袋、ガムテープ、油性ペン:トイレの代わり、寒さ対策、名札など、あるといろいろ便利です。
一時的に知人や施設に預かってもらう必要が出てくるかもしれません。事前に調べたりお願いしておきましょう。
災害時は、様々なことが起きるでしょう。準備はしすぎることはありません。ご自身の状況に置き換えて、シミュレーションしてみましょう。
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