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うさぎの歯は一生伸び続ける?
投稿日 2026.09.28
うさぎの歯は『常生歯(じょうせいし)』といい、一生伸び続けることが特徴です。 前歯である切歯(せっし)だけではなく、普段は見えにくい奥歯の臼歯(きゅうし)も伸び続けます。 そのため、歯が正常にすり減っていかないと、曲がって伸びてしまい、その結果かみ合わせが悪くなってしまいます。 これを不正咬合(ふせいこうごう)といいます。 不正咬合になってしまうと、伸びた歯が頬の粘膜や、舌を傷つけてしまい痛みが出てしまうのです… では、歯が伸びすぎないようにするには、どうしたら良いのでしょうか?
うさぎの歯を自然にすり減らし、適切な長さに保つためには、日々の食事がとても重要です。 特に大切なのが牧草です。 牧草を食べる時、うさぎは左右にあごを動かしすりつぶすようにしてよく噛みます。 このすりつぶす動きをすることによって歯が自然とすり減っていくため、正常な長さを保つことにつながります。 一方ペレットは一般的に噛み砕きやすいため、牧草に比べると、すりつぶすあごの動きが少なく、歯が十分にすり減りにくいとされています。 そのためうさぎには、ペレットをあげすぎず、牧草をしっかりと食べてもらうことが大切なのです! (ただし、不正咬合は食事だけが原因で起こるものではなく、歯の形やかみ合わせなど、さまざまな要因が関係することがあります。)
歯が伸びすぎて不正咬合を起こしてしまうと、次のような症状が見られることがあります。 ・食べる量が減る・スピードがゆっくりになる・食べなくなる ・硬いものを食べなくなり、おやつなどのやわらかいものしか食べなくなる ・口の周りや、前肢がよだれで濡れている ・涙が増える ・顔を触られるのを嫌がる ・うんちが小さくなる 伸びた歯が頬の粘膜や舌を傷つけてしまうと痛みが生じるため、その痛みによって食事が食べづらくなっていたり、痛みや刺激によってよだれが増えてしまい、口の周りや前肢が常に濡れていたり、カピカピになってしまうこともあります。 奥歯である臼歯は、なかなかご自宅で確認することが難しいため、このようなちょっとした変化が見られた場合、歯のトラブルのサインの可能性もあります!
歯が伸びすぎて不正咬合になってしまうと、食事管理だけでは改善できない場合があります。 その場合、動物病院で歯を削って整えるなどの処置が必要になります。 また、処置をして終わりではなく、その後の食事内容を見直すことも大切です。 基本的には牧草を主食にし、ペレットやおやつなどのあげすぎにも注意しましょう。 「牧草はあまり食べてくれない・・・」という場合は、種類や硬さ・香りなど、好みの牧草を探してみるのもおすすめです。
残念ながら、不正咬合は一度歯を削れば終わり、という病気ではありません。 一度不正咬合になってしまった子は、その後も歯の伸び方やかみ合わせによって、繰り返し、削って整えるなどの処置が必要になる場合があります。 そのため、獣医師と相談しながら、定期的な歯のチェックや必要な処置を受けることが大切です。
うさぎの歯は一生伸び続けます。 その歯を健康に保つためには、牧草をしっかり食べ、自然と歯をすり減らすことが大切です。 「食べる量が減った」「牧草を食べなくなった」「よだれが出ている」など、いつもと違う様子が見られたら、歯のトラブルが隠れている可能性があります。 うさぎは不調を隠すことも多いため、普段の食事量や牧草を食べる量、うんちの大きさや量などを日頃から観察しておくことが、早期発見につながります。気になる症状がありましたら、早めに動物病院を受診しましょう! 毎日の食事と、小さな変化への気づきが、あなたのうさぎの健康を守ります!! 日本動物医療センターは、犬/猫/うさぎ/フェレット/ハムスターを対象に、24時間365日救急診療、入院看護を提供しております。 救急かどうか、どんな点を伝えればよいか、なにをもっていけばいいか、ご不安な点がありましたら、まずはお電話にてご相談ください。
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