うさぎのコラム

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うさぎをホテルに預ける!~気になる5つの疑問~

  • 飼育
2017.11.20

 

動物と暮らしていると、旅行や出張など様々な理由でどうしても家を空けなくてはいけない状況になったとき、一緒にいてあげられない、お世話をしてあげられない、という問題がでてきますよね。
 
1泊くらいであればなんとか対応できたとしても、何日も、となるとさすがに家に置いていくことは難しくなります。
友人やペットシッターさんにきてもらう、というのは環境を変えることもなく理想的ですが、なかなか頼める人がいないとき、ペットホテルの利用を検討すると思います。
神経質で環境変化に敏感で、世話がほかの動物と多少異なるうさぎをホテルに預けるとなると、うさぎ以上にご家族も心配なのではないでしょうか。どんな環境でどんな管理をされるのかなど、色々と気になると思います。そこで、うさぎのお泊りに関するQ&Aをいくつかご紹介します。

1. そもそもうさぎってペットホテルに預けられるの?

犬や猫のペットホテルはよく聞くけど、うさぎって預けられるのかなぁ・・という不安もあるかもしれません。確かにまだまだ一般的ではないかもしれませんが、一部のペットホテルや動物病院でもうさぎを預かってくれるところがあります。対応している動物種は施設によるので一度問い合わせて確認してみましょう。
また、中にはうさぎ専用のペットホテルもあります。うさぎ専用なので、その生態に合わせた管理をしてくれるのでより理想的かもしれません。

2. ストレスに弱いって聞いたけど預けて平気なの?

犬や猫でも急に環境の違うところで過ごすことにストレスを感じる子はいると思いますが、うさぎは特に、環境の変化でストレスを感じやすい動物です。
個体差もあるので、まわりの変化を気にせず、ごはんもよく食べ普段通り過ごしてくれる子ももちろんいます。しかし、その一方でストレスを感じて食欲が落ち、便の数が減ったり出なくなったりしてしまう子もいます。そのような状態になると、うさぎにとっては一大事で、すぐに対応策をとる必要が出てくることもあります。そのため、うさぎを預けられる施設の中でも、うさぎにも対応している動物病院や、うさぎを専門的に扱っていて状況の変化にすぐ対応してくれるようなペットホテルに預けるのが安心ですね。

3. どんな管理をされているの?

施設によって様々です。一般的にはお食事、排泄物の掃除、体調チェックが含まれると思います。また、ケージから出して運動の時間を設けているところもあるようです。また、お預かりの間にグルーミングをしてくれるところでは、普段なかなかしてあげられない爪切りやブラッシングなどによるケアなどもお任せできます。

4. 預けるときの持っていったほうがいいものは?

ほとんどの施設で基本的な食事やトイレなどは整っていると思いますが、環境の変化に敏感なうさぎをなるべくストレスなく過ごさせてあげるには、普段使い慣れたもの、食べなれたものがあった方が安心ですね。
 
・キャリーバック(連れて来られる際に必要)
・フード(普段食べているペレットや牧草、野菜等 万が一食欲が落ちたときのために大好きなおやつ)
・使い慣れた敷物もしくはお気に入りのもの
・使い慣れた食器
・病気やけがの治療中の子は普段使用しているお薬と経過のわかる説明書(動物病院に預ける場合)
 

5. うさぎの変化にすぐに気づいてもらうには?

普段おうちで一緒に過ごしている時の様子をお知らせしておくと、変化に気づいてもらいやすくなるでしょう。
 
例えば・・
 
・毎日食欲旺盛で、特にペレットは与えた途端に食べきってしまう
・ペレットよりも牧草の方が好きでよく食べる
・普段からおとなしい性格で、あまり活発に動くタイプではない
・普段の便のサイズや量はこれくらい
・尿の色や頻度
 
…等々。
 
また、何度も利用しているうちに、スタッフの方も生活の特徴を覚えてくれますし、うさぎも慣れていきます。長期間預ける予定があるときは、前もって短期間のお泊り練習をしてみてもいいかもしれません。
 
※預け先によって、お部屋の環境や管理の仕方は変わってくると思いますので、気になる点は預ける前に問い合わせをしておきましょう。
 
当院では、うさぎ専用のお部屋があり、犬や猫といった他の動物とは別の環境で過ごしてもらうことができます。ご自宅のケージをそのままご持参いただいてお預かりできるスペースもご用意しています。
 
個室には部分的に床暖房が設置されているので、寒い時期も安心です。また、大きなうさぎ、運動量の多いうさぎには部屋を広げることもできます。
ホテルでお預かりの子には、1日2回のごはんの入れ替えと、1日4回のお部屋の掃除、定期的な見回りを行って体調に変化がないかをチェックしています。食事・食器・トイレ・床材も様々な種類をご用意し、普段の生活や好みに応じて対応しています。また、もし体調を崩してしまった場合も、24時間体制で獣医師がいますので、診察と必要であれば入院に切り替えて治療を始めることも可能です。もちろんグルーミングも受け付けております。(お預かりできる頭数には限りがありますのでお問い合わせください)
 
何か不明な点やご心配な点がありましたら、いつでもご相談ください。

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