インタビュー

Interview

獣医師村上 亞彌

出身大学:宮崎大学
入社:2023年(新卒)
所属:獣医師 β(さくら)

獣医師 村上亞彌

就職の際、どうして日本動物医療センターを選ばれたのですか?

24時間365日診療に興味があったからです。学生時代、飼っていた犬が深夜に体調を崩した時はとても不安を感じました。当時近くに24時間診療の病院があれば、きっと安心だっただろうと思い、自分もそのような医療現場に身を置き勉強したいと思いました。

また、実習に参加した際の雰囲気の良さにも惹かれました。常に緊急の患者様がいらっしゃる忙しい現場であるにも関わらず、スタッフ同士がコミュニケーションを取り合い、風通しの良い職場だと感じました。ご家族様がいらっしゃらない場所でも、動物への愛が溢れる対応にも魅力を感じました。この病院であれば、安心して自分の子を預けられると感じたことも志望動機に大きく影響しています。

実際に働かれてみて、日本動物医療センターをどう思いますか?その理由と合わせて教えてください。

獣医師 村上

若手も挑戦させていただける環境です。先輩方に相談しながら、一年目の頃から主体となって治療にあたる事ができます。また、患者様が多い分、様々な症例に出会うので、経験を積ませていただいています。とても忙しい現場ですが、実習に参加させていただいた時の印象と変わらず、動物への愛に溢れた優しい空気感があります。

現在、力を入れて取り組んでいることはありますか?

知識の向上です。形式ばって勉強しようとすると続かないので、毎日症例から得られるものを確実に次に生かしていきたいと思っています。また、若手であることでご家族様にご心配をおかけしないよう、わかりやすいご説明に留意しています。動物を連れてこられた方が、お家に帰って他のご家族に説明しやすいよう、資料やお手紙をお渡しする事が多いです。まだまだ力不足を感じることばかりですが、少しでも安心していただけるように、医療だけにとどまらない心遣いをこれからも続けていきたいです。

あなたが大事にしていることは何ですか?

毎日万全な状態で出勤する事です。命をお預かりしているので、集中力が欠けることがないよう、とても基本的なことですが体調管理に注意しています。

また、精神的な面でも、ネガティブな感情を持ち越さないよう意識しています。忙しいことで余裕が無くなったり、自分の力不足を感じ自信が無くなったり、日々反省ばかりですが、何か小さなことでも過去の自分と比較して、できるようになったことにも目を向けるようにしています。

これまで日本動物医療センターさんで働いてきた中で、印象に残っていることは何ですか?

入院が長かった子が退院を迎えられた日、元気になって定期検診に来てくれた日、ご家族様の笑顔を見れた日は、これからもずっと大切にしたい思い出です。また、外来でいらっしゃる患者様とも、少しずつ経過が良くなっていく喜びを共有できた時、とても幸せな気持ちになります。

まだ勤続年数は浅いですが、担当させて頂くご家族様が増えていくのは日々の励みになります。

1日の流れ

8:20 病院着・着替え
8:30 全体ミーティング
入院患者の容体や注意点について夜勤明けのスタッフより共有してもらいます
8:45 朝礼
連絡事項、本日の手術予定など確認すべきことをスタッフ全員で共有します。
9:00 午前の診療開始
診療が開始します。外来担当、入院担当、検査担当と、その日によって自分の役割は様々です。
13:30 ラウンド・お昼休憩
スタッフで入院患者の情報共有をします。
13:45 昼礼
スタッフ全員で連絡事項などの確認をします。
14:00 午後の診療開始
17:45 終礼
午後のカルテを完成させたり、次の日に診察に来る子や入院の子の治療方針を考えます。18:30-21:00くらいに帰ります。

遅番の日は、18:00-21:00まで診療に出ますので21:00-23:30くらいに帰ります。