インタビュー

Interview

獣医師長沼 裕美子

出身大学:岩手大学
入社:2007年新卒
所属:医局マネジャー、獣医師

獣医師 長沼裕美子

日本動物医療センターを選んだ理由は?

第一には、24時間病院の一翼を担い、獣医師としての研鑽を積みながらも、プライベートの充足を両立できる可能性を感じられたことです。加えてアットホームな雰囲気です。
お酒を飲んで遊んでばかりの大学時代を経てしまっていたものですから、大学受験に臨んだ熱い想いが覚めかけていて(?)、動物病院に就職したいけど、海外旅行もう行けないんだろうなと半ば悲観的な気持ちもありました。
日本動物医療センターに最初に来たのは5年生のときで、理由は「家から近いから」です。大学では薬理学教室に所属しており診療業務に携わる機会が少なかったので、動物病院の実際をみてみたいと考え実習を申し込みました。
個人病院しか受診したことがなかったため、夜間診療をしているような総合病院に行くのは初めての体験でした。
右も左もわからない学生の実習生にもかかわらず、皆さんお声かけいただき、保定等をお手伝いさせていただく機会もいただけました。実習中に一度、お花見に参加させていただく機会があったのですが、皆様かなり楽しくお酒を嗜まれており、昼間とのギャップ、仕事の充実感とプライベートの充足を両立できるのではないかと思うことができました。

実際に働かれてみて、日本動物医療センターをどう思いますか?

獣医師 長沼裕美子

とにかく毎日忙しいです。日々の診療、入院患者さんの治療にとどまらず、動物病院の将来を考えての難題、疲れ果ててしまうことも多々あります。50年続いてきた24時間診療の重さ、日本動物医療センターという名前の重さを強く感じます。
ご家族や動物に対してだけでなく、スタッフや自分自身にとっても大きな安心感ではあります。仲間で助け合って24時間の病院をつなぐことで、出勤日は診療を全力で休みは遊びを全力で楽しむことができます。

現在、力を入れて取り組んでいることはありますか?

病院全体としての医療技術の向上と残業の削減をどうにかして両立させたいと思っています。創業者の想いであるとともに、働くスタッフ皆の誇りである24時間診療を守り、緊急外来も入院治療も全力で取り組むには体力も気力も必要です。若さに任せて働いていては3年で力尽きてしまいます。年齢を重ねて、体力やライフスタイルが変わっても働き続けることができるような体制を整えてくれています。医局マネジャーとして、働きはじめの新人さん、経験豊富なママさんや大学に勉強しに行きたいスタッフ皆が協力し合って、自分の人生を楽しみながら、獣医師としての研鑽を積んで24時間診療に貢献できるように調整できるように尽力しています。

あなたが大事にしていることは何ですか?

一日ひとつは楽しいことを見つけられるように注意してます。
具合の悪い動物たちを近くでみていると心がどんどん沈んでしまうこともありますし、忙しいとお互いへの気遣いを忘れて苛立ってしまうこともあります。
休みの日や仕事の後に思いっきり楽しんだり笑って切り替えます。
後は仕事に熱中して費やしすぎることがないように、いつも愛犬のチャムオくんを想い浮かべて早く仕事を終えることを心掛けてます。

印象に残っていることはありますか?

獣医師 長沼裕美

日々お互いを気遣い、辛くても楽しめる仲間が揃っています。
先日大型台風があったときにも、押し付け合いでなく自然と、病院に残るスタッフと自宅待機をするスタッフが決まりました。普段は、無理な当直がないように夜勤は夜勤のみ1か月継続する勤務体系をとっていますが、6人のスタッフで当直勤務をすることになりました。当直することになったスタッフは遠足のようにお弁当を持参し、おやつを大量に買い込んで、少ない人数で忙しい1日でしたが楽しんで乗り越えることができました。また多くの店がしまり食材がない中で、自宅待機のスタッフが炊飯器持参で差し入れのカレーを作ってくれたり、初代院長の娘さんが大量にモスバーガーをもってきてくれてとてもうれしかったです。

1日の流れ

8:00 病院着、準備
病院には8時頃到着し、着替えを行います。入院動物の顔をみて、夜間の変化をカルテで確認します。
8:30 医局ミーティング
入院患者の容体や注意点について夜勤明けのスタッフと獣医看護師で共有します。
8:45 全体ミーティング
本日の予定、重要事項についてスタッフ全体で共有します。
9:00 午前の診療開始
入院担当と診療担当にわかれて働きます。入院担当の業務にあたる日は入院の処置や検査を、診療業務にあたる日は午前中はおよそ6-10件ほどを診療します。手術があれば平行して行います。
13:00 休診
お昼休憩をとります。お昼休憩中は中央のテーブルに集まってスタッフ通しのコミュニケーション。または午後に必要なことの前準備をしながらご飯を食べます。
12:00-14:00 休診
13:00頃には午前の業務が終わるためお昼休憩をとります。13:30からはお昼を食べながら症例の共有ミ―ティングをします。
13:45 昼のミーティング
スタッフ全体で集まって、午前中の重要事項、午後の状態について共有します。
14:00 午後の診療開始
診療を再開します。午後もおよそ6-10件ほどを診療します。入院の担当者は入院患者の検査や手術、ご家族とのお話を行います。
17:45 終礼
一日の出来事を共有。遅番から夜勤にかけての共有事項を遅番スタッフに引き継ぎます。
日勤のスタッフはカルテの記載や引き継ぎなどを終えた後に退勤。18:00-20:00に退勤することが多いです。

遅番スタッフは18:00-21:00までの夜の部の診察を担当します。夜勤スタッフに現在の入院中患者の情報を共有したのち、退勤となります。退勤は22:00前後が多いです。